ポストマンの話
所有してる革靴のうちの一足、ポストマンの話
靴に興味を持ってからたぶん初めて買ったのがこの
RED WING #101 POSTMAN OXFORD
革の仕様変更後で値上がり前に購入した。
気がつけば5年選手
何故初チョイスをコレにしたのか今となっては覚えていない。「どこへ履いていくにも便利だから」と口コミを見たのかもしれないし、その時ワークテイストにハマっていたのかもしれない。
履く頻度は週に1.2回、メンテナンスは1.2ヶ月に一回。汚れを落としてミンクオイルをうすーく塗るだけという、手入れとしてはかなり雑だと思う。(後で知ったが日本の高温多湿な環境下ではミンクオイルはカビが生えやすく最適解ではない)
今でもミリタリー、アメカジ、その他旅行やキッチリ気分の時は履いている。
最初は履きにくく疲れるイメージだった(実際そうだった)が、中敷の下にコルクフィラーという砕いたコルクが敷き詰められていて、徐々にに足に馴染んでいく。この靴も今では下手なスニーカーより履き心地がよく、足も痛くならない。
最近靴の手入れをしていると、好きなスニーカー達の経年劣化を感じる事がある。それは擦れた跡や合皮アッパーのひび割れなど、覚悟していた事だけどとても悲しい。そんな朽ちていく靴達を見ていると素敵に歳を重ねているこいつが改めて格好良く見える。